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日本カジノ創設サミット

愛知レポート

愛知レポート -3-

中部国際空港 セントレア

カジノ誘致団体活動報告
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 このカジノ創設サミットで司会を務めた常滑商工会議所臨空都市カジノ協議会伊藤譲一委員長が、最新「前島カジノ構想」を発表しました。
 セントレア対岸前島のりんくう常滑駅周辺に、知多半島の丘陵地をコンセプトとした大中小3つのカジノホテルを配置し、これらを結ぶ様に、劇場、アメニティ施設、レストラン、ブランドショップ、会議・見本市施設、コンドミニアムを集約、ラスベガス・マカオでキーワードとなっている、MICE(Meeting, Incentive, Convention, Entertainment/Exhibition)を強く意識したものとなっています。
 また、日本各地のカジノ誘致団体からは、7人の代表者が活動報告を行いました。
 くしろ複合観光・ゲーミング誘致研究会白崎義章会長は、「2008年に中国で公開した大ヒット映画、『非誠勿擾』(フェイチェンウーラオ、邦題『狙った恋の落とし方』)が阿寒湖などをロケ地としており、釧路周辺には中国人ツアー客が増えている。北海道の自然観光資源は東部に集中する。食と自然をベースにして、東北海道の広域的な経済・観光の振興に大きく寄与できるカジノを目指したい」とアピールしました。
 秋田NPOイーストベガス推進協議会の長谷川敦代表は、「民間だけではなく政治・行政を巻き込むという点では、この1年で大きく飛躍した。各自治体がカジノを政策として研究する秋田カジノ・エンターテイメント研究会が09年2月に発足、県知事・秋田市選挙区衆議院議員・秋田市長の各選挙においても、カジノを支持する人が当選している」と報告しました。
 東北観光産業としてのカジノを考える会永窪威会長は、「仙台市等で、講師を招いてのカジノフォーラムや模擬カジノを開催、市民への浸透を図ってきた。空路を活用しての国際観光のあり方を研究しており、今年5月には、仙台空港をテーマにしたカジノフォーラムを開く予定」と表明しています。
 能登にラスベガスを創る研究会刀祢秀一会長は、「カジノは日本海側にも創られるべき。珠洲市は、地理上日本の真ん中に位置しており、国内カジノ都市を結ぶ日本海クルーズ寄港地を検討中。広大な陸地も確保できるため、自然と水辺を活かした独特のカジノを実現させたい」と訴えました。

カジノ誘致団体の活動報告

 熱海・カジノ誘致協議会森田金清会長は、「静岡県熱海市は、温泉地として長年のライバルであった神奈川県箱根地区と共に観光圏を申請する事になった。箱根の歴史・自然と将来できるであろう熱海のインテグレーテッドリゾートで、大観光時代をもたらしたい」と述べました。
 日本カジノ健康保養学会の天野靖久氏は、「2年前に、飯泉徳島県知事と当学会中西代表、カジノ・オーストリアの木村氏が会合した際、四国を代表する観光地は、やはり、鳴門ではないかという話が出ていた。その後、鳴門市へ働き掛けてきたが、今年4月には、鳴門商工会議所にカジノ研究会ができる予定」と発表しています。
 那覇商工会議所の又吉章元参事は、「活動方法として、カジノより統合リゾートを前面に押し出している。沖縄県がカジノ導入に積極的になっており、アジアの中心と言われる沖縄らしい海浜リゾート型カジノを誘致したい」と主張しています。
 先行する海外のカジノ都市は、来訪者を集める手法として、MICEの実施に力を入れてきました。特に、国際見本市の開催は、イベント内容によって多くの来場者が見込まれ、カジノとの相乗作用で経済波及効果が増大します。
 国際見本市連盟(UFI)によると、見本市会場の2006年国別総展示面積は、1位アメリカ、2位ドイツ、3位中国(香港・マカオ・台湾を含む)と続き、日本は15位でG8中最下位でした。世界における日本の重要度が下がってきているため、日本で見本市を開催する意味がないとみなされている結果、ハードも少ないのです。中国では、06年以後も見本市会場の新設が続いており、日本との差は広がる一方です。
 このまま日本を埋没させないために、カジノとの相乗効果による経済活性化を、そろそろ実行に移す時です。海外の人々から、「是非とも行ってみたい」と言われる国ならば、自ずと国際重要度は上がるでしょう。
美浜町 野間灯台

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