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萩生田 光一 氏 -2-
萩生田 光一 氏
東京都八王子市出身。八王子市議会議員、東京都議会議員を経て、衆議院議員となる。衆議院議員時代に、自由民主党カジノ・エンターテイメント検討小委員会事務局長を務める。
幅広い活躍をしており、吉田栄作主演の東宝映画「国会へ行こう」(1993年)の政治コーディネーターを担当、萩生田氏本人も出演。
幅広い活躍をしており、吉田栄作主演の東宝映画「国会へ行こう」(1993年)の政治コーディネーターを担当、萩生田氏本人も出演。
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―パチンコの換金方式が懸案となっています。日本にカジノができると、カジノ店にもパチンコ店にもスロットマシンが存在する事になり、これらは何が違うのかとなります。この点はどうなのでしょうか。
萩生田 氏
パチンコの3店方式を整理するのは、本来、法律家としての使命もある我々の役目ですが、とりあえず、カジノ法案の成立を優先させています。
日本にカジノができた時、カジノ店のスロットは直接換金できて、パチンコ店のスロットは直接換金できないという状態が、いつまでも続くとは思いません。いずれ、パチンコホール直接換金のルールを作る事になるでしょう。
日本にカジノができた時、カジノ店のスロットは直接換金できて、パチンコ店のスロットは直接換金できないという状態が、いつまでも続くとは思いません。いずれ、パチンコホール直接換金のルールを作る事になるでしょう。
―国会議員の中には、パチンコをもっと規制すべきだというお考えの方々が多くいらっ
しゃいます。パチンコを規制していくのは今後の流れだと思いますが、30兆円産業と言われた日本のパチンコ需要の一部がカジノに来るとしたら、それだけでも莫大な売り上げになります。パチンコが規制されると、近所の利用者の反発や、パチンコ業界・族議員の抵抗も考えられますが。
しゃいます。パチンコを規制していくのは今後の流れだと思いますが、30兆円産業と言われた日本のパチンコ需要の一部がカジノに来るとしたら、それだけでも莫大な売り上げになります。パチンコが規制されると、近所の利用者の反発や、パチンコ業界・族議員の抵抗も考えられますが。
萩生田 氏
パチンコの常連さんまで、カジノに呼ぼうとは考えていません。日本のカジノに集まるお客様は、カジノが目的ではなく、ショッピング・食事・エンターテイメントショーなど、カジノを中心とする、複合的な空間に時間を使う事を楽しみに来る人々として想定しています。従って、パチンコのお客様層とカジノのお客様層は異なるため、2つは両立しうると考えています。
―カジノ業者が、もし、ルーレットやスロットマシン以外に、パチンコ台も設置するとしたらどうなるのでしょうか。
萩生田 氏
国内におけるカジノ業者が営業でパチンコ台を用意する事は、許可しない方針です。
―将来、日本のパチンコは、なくなる可能性もあるのでしょうか。
萩生田 氏
パチンコがなくなる事はないと思います。今の日本のパチンコは、2つの形態に分かれています。
まず、オーナーが遊技場協会に入って、町会の役員を務め、商店街の一員として汗を流すといった地域密着型パチンコと、もう1つが、全国展開し、高速道路のインター出口にまで郊外店を出店させるチェーン型パチンコです。
駅前商店街で昔から営業している様な、街の一員として頑張っているパチンコ店は、応援するべきだと思います。ただし、郊外に展開するパチンコ店は、絞らなければなりません。国内のパチンコ店は飽和状態であり、これ以上増やす必要はないでしょう。
まず、オーナーが遊技場協会に入って、町会の役員を務め、商店街の一員として汗を流すといった地域密着型パチンコと、もう1つが、全国展開し、高速道路のインター出口にまで郊外店を出店させるチェーン型パチンコです。
駅前商店街で昔から営業している様な、街の一員として頑張っているパチンコ店は、応援するべきだと思います。ただし、郊外に展開するパチンコ店は、絞らなければなりません。国内のパチンコ店は飽和状態であり、これ以上増やす必要はないでしょう。
(2008年2月16日 日本カジノ創設サミットin徳島 懇親会にて)
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