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長崎県

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 1983年7月、長崎県西彼町(現在の西海市)に長崎オランダ村がオープンしました。この3カ月前には、東京ディズニーランドが開園しています。
 西彼杵半島の大村湾入り江に位置するテーマパーク長崎オランダ村は、佐世保市と長崎市を結ぶ幹線国道206号に面し、江戸時代の長崎・オランダ交易に由来するコンセプトが的中します。オープンから3年後、展示コンテンツ拡充で入場者数が急増、土日祝日には深刻な駐車場不足と近隣の交通渋滞を引き起こしていました。
 この頃から、大村湾北西部の臨海部各地にオランダの街並みを配置していこうという構想が持ち上がります。長崎オランダ村は、来園型テーマパークを超えた、定住型コンセプトパークを目指したのです。こうした構想に基づき、佐世保市針尾島に92年3月、ハウステンボスがオープンしました。
 佐世保市ハウステンボスの開園は、結果的に、西彼町オランダ村とのテーマ内容重複化を招きます。新しくてJR駅に近接し、規模が大きいハウステンボスを観てしまうと、従来から郊外にある、小規模で似た内容のオランダ村まで行く必要がなくなります。
 しかも、90年に開通した長崎自動車道が西九州自動車道と接続した事で、佐世保市・長崎市が高速道路で結ばれ、西彼杵半島を通る国道206号は、以前のような幹線道路ではなくなっていたのです。
 2001年10月、長崎オランダ村は閉園、1996年の425万人をピークに年間入場者数が減り続けたハウステンボスも、数千億円規模の過大投資を回収できなくなり、2003年2月、会社更生法適用を申請しました。その後、野村プリンシパル・ファイナンス(株)支援による再建を図ったハウステンボス(株)は、10年4月、(株)エイチ・アイ・エスの子会社となりました。
 07年8月、佐世保市や長崎市の経済界が主体となり、西九州統合型リゾート研究会を設立しました。同研究会の主な目的は、西九州地区へのカジノ誘致で、ハウステンボスを候補地に挙げています。
 西九州統合型リゾート研究会・佐世保市・佐世保商工会議所は、09年6月、国に対し、ハウステンボスでのカジノ特区構想を提案しました。しかし、同年11月、内閣官房地域活性化統合事務局は、経済特区の範囲内でカジノを認めるのは困難という判断を下しています。
 日本でのカジノ運営に対しては、政府による統一的規制が必要です。カジノ法の整備やカジノ税のあり方、そして、国と地方の役割分担という土台から、新たなシステムを構築させなければなりません。
 02・03年に、日本各地から提出されたカジノ特区構想が、すべて不可であった点を考えれば、特区方式でのカジノ開設要望は、ハウステンボスにおいても同じ結果が当初から予想され、しかも、政権交代という難しい時期にも重なりました。こうした状況下での長崎県のカジノ特区提案は、むしろ、我が国の政治・行政が、独善的タテ割りシステムに陥っている事への反発であったとも言えます。
(2010年10月1日 編集)
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